2025.03.10

  • お知らせ

日本で医療を学ぶ!パラオ共和国からの「研修医」受け入れを開始

パラオ研修生と札幌医科大学、ピースウィンズスタッフ
ベラウ国立病院 医師(左から二番目)は2月28日(金)、研修先となる札幌医科大学学長らとピースウィンズスタッフと面談。今後に向け力強い決意を示した。

空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”を運営する認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンは、北海道公立大学法人札幌医科大学附属病院と連携し、同病院にてパラオ共和国の医師1名を臨床修練医として受け入れ、研修を実施します。

研修の概要

1 研修期間 令和7年3月1日~令和7年5月31日
2 臨床修練医
ベラウ国立病院 医師
Arurang Jason Kalei(アルラン ジェイソン カレイ)氏 男性 36歳

3 研修内容
(1)指導医
・総合診療科 教 授 辻 喜久
・放射線診断科 准教授 山 直也
(2)内 容
・画像診断法(X線、超音波、CT、MRI、核医学)の習得
・安全で質の高い医療を提供する専門技能の習得

パラオ共和国でのピースウィンズの支援活動の取り組み

ピースウィンズは2021年3月から大洋州で初めての事業地として、パラオ共和国にて離島への巡回検診・診療と非感染性疾患(生活習慣病)の予防体制の強化を目的とした事業を実施しています。

パラオ共和国の離島で検診を行う、空飛ぶ捜索医療団プロジェクトリーダー 稲葉 医師

また、パラオ唯一の国立病院(ベラウ国立病院)にはピースウィンズの放射線技師・看護師を長期で派遣しており、日々支援活動を行っています。今回、研修医として画像診断をはじめとした放射線科医としての専門性などを、日本で修学した後、パラオ共和国で活動中の放射線技師や看護師とも連携し、現地にて多角的なアプローチで現地の医療現場に貢献してまいります。

パラオ共和国での巡回検診・診療と非感染性疾患(生活習慣病)の予防事業の関係者

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