2020.03.08
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【新型コロナウイルス】新たに約20万枚を放課後児童クラブなどへ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が、全国各地に広がっています。
ARROWS傘下のCivic Forceは、災害時連携協定を締結する静岡県袋井市の「豊沢の丘防災倉庫」に備蓄していたマスク約17万枚を全国の医療・福祉施設などに配布。3月2日からは、さらに約16万2000枚が順次、同市内の保育所・幼稚園・こども園や介護施設・障害者施設などに届けられています。また、学校が一斉休校となり、多くの子どもたちを受け入れている放課後児童クラブにも配布されました。袋井市危機管理課では「感染症予防のために子どもたちにとってもマスクは必要。災害時以外のこうした事態にも対応でき、助かっています」などと話していました。
また、ARROWSメンバーで佐賀県に事務所を置くA-PADジャパンは、3月4日から6日にかけ、佐賀県の学童保育施設や保育所など計92施設にマスク約3万2000枚を送りました。マスクは災害時を想定して備蓄していたもので、学校が臨時休校となる中、「原則開園」を求められた学童保育施設や保育所に、備蓄の一部への寄付を決定。マスクを受け取った保育士らは、「園では消毒液やマスクなどの確保ができなくなっている」といい、感染防止対策や対応を不安視する声も聞かれました。
他方、トイレットペーパーや紙おむつなどの紙製品が品薄の状態になっていることから、5日、佐賀県の子育て支援拠点など13施設にオムツ計200個を配布しました。
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