2023.08.03

  • お知らせ

【定期訓練】医療手技、患者搬送訓練などを実施

空飛ぶ捜索医療団で毎月行う定期訓練では、いつ起きてもおかしくない災害に備えて、対応力の強化・向上を図っています。

今回の訓練は7月の猛暑の中実施されました。
被災地の気候や季節に合わせた対応の準備も、支援活動に重要な準備の一つです。夏の災害時の想定では、とっさの避難や炎天下での復旧作業を余儀なくされる被災者の方々への熱中症対策を迅速に行うことが出来るよう、熱中症対策の対応についても細かく議論されました。

訓練2日目に熱中症の注意喚起を促す稲葉医師

訓練2日目には、災害現場における迅速な医療支援を想定して、比較的持ち運びが簡便なテントを用いた、簡易診療所を設営しました。その後、患者受け入れまでのシミュレーション訓練では、被災現場到着から数時間程度で診療を開始することができ、必要な資機材の確認や改善点を多く洗い出しました。

テントを設営し、簡易診療所として使用しました
傷病者を発見後、初期評価をおこなうロスター(登録隊員)
傷病者を簡易診療所に運ぶ様子

今回の訓練には、15名ものロスターが参加しました。
定期的な訓練により、日頃から災害対応力を身につけるだけでなく、ロスターと共に訓練を行うことで、実災害時により良い連携を行うことができるようにしています。

空飛ぶ捜索医療団は、今後も平時から定期的に訓練を行い、実災害に備えていきます。皆様のあたたかいご支援を、よろしくお願いいたします。

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