JOURNAL #1292022.02.04更新日:2022.02.04
2月1日、ピースウィンズ・ジャパン新型コロナウイルス対策支援チームは、高齢者・障がい者施設の職員の方々を対象に、オミクロン株を含むコロナ対策についての緊急企画をオンライン開催しました。
急な開催にも関わらず、北海道から沖縄まで計71施設と、数多くの方々にご参加いただきました。悩みながら感染対策をされてきたことが伺える質問が多く寄せられ、中には、まさにコロナ対応の最中で何度か中座しながら医師によるレクチャーを聞く方もおられました。福祉現場の切迫感をひしひしと感じ、改めて支援者として気が引き締まる思いでした。
講師は、1年前より、100以上の福祉施設に対して、オンライン相談を続けてきた大江医師がつとめました。
以前よりお伝えしている手指消毒の大切さと、様々な感染症対策がある中での重みづけ(足し算、引き算)についてお話しするとともに、オミクロン株の特徴、更新された濃厚接触者の定義、ゾーニングではレッドゾーンを小さくすることなど、今日から使える感染症対策のポイントをわかりやすくお伝えしました。
参加された施設からのコメントを一部ご紹介します。
■医療機関の方の話を直接聞く機会が少ないため、(今回の話を聞いて)自信をもって対応することができると思った。(神奈川、障がい者施設)
■政府が待機日数短くしたけどどう考えればいいのか、感染者が出たら業者に消毒依頼しなきゃいけないのかなど、不安や疑問があった中での研修会、とてもタイムリーでありがたかったです。(大阪、障がい者施設)
■介護現場に特化した構成で非常にありがたかったです。現場は個別性が高く、常に判断が求められる状況の中で、個別具体的な今回の研修はとても参考になりました。情報過多の中、取り入れる情報の取捨選択の基準ができたように思います。(福岡、障がい者施設)
感染拡大のピークが未だ見えず、ブレイクスルー感染によるクラスターの発生など、日々、緊張感が高まっています。
ピースウィンズ・ジャパン 空飛ぶ捜索医療団は、これからも新型コロナ対策支援を継続してまいります。
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