2024.07.31
- お知らせ
【企業連携】三井化学株式会社より、災害医療支援船に特別寄付をいただきました
この度、空飛ぶ捜索医療団を運営するピースウィンズ・ジャパンは、三井化学株式会社および社員有志の寄付基金「三井化学ちびっとワンコイン」より、日本初の民間災害医療支援船の取組みに対して特別寄付を受領しました。
今回のご寄付は、2023年度に15周年を迎えた「三井化学ちびっとワンコイン」の記念事業「第2回ちびワン特別企画」として実施されたものです。
7月11日(木)、国内事業部次長・國田が贈呈式に出席し、長年サポートいただいているピースウィンズの活動の最新の活動状況や、災害医療支援船の運用という新たな挑戦について講演させていただきました。
「空飛ぶ」の名前のとおり、ヘリコプターや航空機、船舶などを駆使して「一秒でも早く」現場に辿り着くことに拘りぬく、空飛ぶ捜索医療団の災害支援。
「民間支援団体としては珍しく見えると思いますが、大真面目に災害支援への活用を考えています」
「ご寄付を託してくださった皆さまの想いを現場にお届けするのが私たちの役目です」
など、スタッフ一同の想いをお伝えしました。
▶三井化学グループとの取組みについてはこちら
講演は同社の国内全拠点にオンライン配信され、終了後も活発に質問が挙がりました。
贈呈式では、中島専務より、
「皆さんの活動をつうじて我々の想いを実現していただいている」
「(講演を聞いて)『こういうところに活かされているのだ』と実感できることをありがたく思う」
「受賞した2団体の活動は、いずれも自社や従業員だけではできないこと。今回の寄付をぜひとも活かしてほしい」
との激励のメッセージをいただきました。
空飛ぶ捜索医療団が運用する日本初の民間災害医療支援船「Power of Change」は、令和6年能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市にも入りました。
ヘリパッドを備え、大量の物資や燃料の保管・輸送はもちろんのこと、居室空間を活用した要支援者の受入れや、支援者の休息場所の提供も想定しています。
災害医療における船舶の活用については、国も検討を進めており、海に囲まれた災害大国・日本において、その可能性は大きい反面、民間支援団体として維持・運用することはチャレンジでもあります。
災害医療支援船は、空飛ぶ捜索医療団と同様、医療を軸としながらも、医療にとどまらない活動の幅の広さも特徴としており、民間団体ならではの機動力・柔軟性を活かした支援を展開していきます。
過去に例のないこの取組みに共感いただける企業・団体様におかれましては、企業連携の専任担当者がお話させていただきますので、ぜひお気軽にご連絡ください。
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