2025.02.03
- お知らせ
【企業連携】ジェネシア・ベンチャーズの皆様と冬の奥能登に届けた足湯

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ様は、「すべての人に豊かさと機会をもたらす社会を実現する」のビジョンのもと、トルコ地震(2023年)、令和6年能登半島地震(2024年)と、空飛ぶ捜索医療団の国内外での災害緊急支援に対し、寄付を呼び掛けてくださっています。
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2024年12月、震災から1年が経とうとする石川県珠洲市に、海外を含む全社の従業員の皆様が来訪し、2日間のボランティアプログラムが行われました。
本プログラムは、「寄付だけではなく、実際に現地がどんな状況なのかを理解し、自分たちにできる支援の方法がないか模索したい」とのジェネシア・ベンチャーズの皆様のお声を受け、空飛ぶ捜索医療団を運営するピースウィンズが企画・調整を行い、オリエンテーション・被災地や自治体の方々との交流(1日目)、足湯ボランティアの実施(2日目)で構成したものです。

震災の当日から珠洲市で緊急支援を開始し、その後も珠洲市に現地事務所を構えて復興支援に取り組むピースウィンズは、支援活動と並行して、協力企業の皆様に実際にお越しいただき、見て、知って、考えていただくことを大切にしています。
珠洲市での宿泊研修事例はこちら
被災地を初めて訪れる方の中には、滞在中の過ごし方、被災者の方とのコミュニケーションなどに不安や緊張をお持ちの方も多いため、まずは珠洲事務所統括・橋本より、被災地を訪れる際の注意事項や心構えなどをお話しました。

オリエンテーション後は、健康増進センター、生涯学習センターを訪れ、地元行政のリーダーと交流の場を持ちました。
ご協力くださった珠洲市の皆様に、改めまして心から感謝いたします。

2日目はいよいよ足湯の開催にチャレンジ!
前日のリハーサルをふまえ、2か所の避難所で3時間ずつ、足湯を提供しました。
お湯を用意するだけでなく、お一人あたり10~15分、ゆっくりとコミュニケーションを取りながらお湯加減の調節やもみほぐしをする足湯は、心身のリラックスを促すだけでなく、対話を通じて目に見えにくい被災地のニーズを把握する手段としても重要です。
プログラムを終え、ジェネシア・ベンチャーズ様からは、「ピースウィンズ・ジャパンの方々を筆頭に、被災地で活動されている方々には、日々の困難に直面しながらも未来を切り拓こうとする『起業家精神』に近いものを感じました」とのメッセージをいただきました。
また、参加された社員の方からは、以下のようなご感想をうかがいました。
「限られた時間の中でどれほど本質的な支援ができるのか不安だったが、地元の方に温かく迎えいれていただいてホッとした。」
「当事者意識の持ち方や求められるリーダーシップ、部門間協働のやり方など、ビジネスパーソンとしても考えさせられることが多かった。」
「チームメンバーと被災地を訪れる不安を共有したり、事前に安心出来るようなコミュニケーションが発生するなど、通常のビジネスでは発生しないメンバー間のコミュニケーションが生まれたとても貴重な機会だった。」
「1年経過して進んでいる部分と進んでいない部分を感じることが出来た。この現状に対して会社としてどう貢献をしていくのか考え続けた滞在だった。」
ジェネシア・ベンチャーズ様による実施レポートはこちら
空飛ぶ捜索医療団では、講義型・宿泊型など、ご要望に応じて法人様向け研修をご提供しています。
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