2025.10.17

  • お知らせ

大規模災害に備えて、第6回 多機関連携災害時医療救助訓練を実施します

空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”は、11月6日(木)・7日(金)・8日(土)に、国内外から集まる様々な機関が被災地で連携して支援活動にあたれるよう、実災害を想定とした「多機関連携災害時医療救助訓練」を、実施します。
なお、本訓練は愛媛県今治市との共催のもと、野外病院(フィールドホスピタル)の運営訓練を軸に捜索救助・ヘリコプター搬送などを実施、それと並行して、2023年7月に運用を開始した民間初の「災害医療支援船 “Power of Change(チェンジ号)”」を活用した支援を検証します。

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大規模災害時における医療アクセスの課題

大規模災害時、道路の寸断や医療機関の被災などにより、多くの人々が必要な手当てを受けられない恐れが指摘されています。これにより、医療にアクセスできないことによる「未治療死」の増加が懸念されます。

空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”の取り組み

空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”は、発災後の最初の処置を担うフィールドホスピタル(野外病院)の開設を想定し、運用準備・訓練に取り組んでいます。被災地域の医療リソースを私たちが外部から補完することで現地の医療機関への負担を軽減し、医療にアクセスできないことによる「未治療死」を減らしたいと考えています。

多機関が手を取り合い「共助」の力を強化する

多機関連携災害時医療救助訓練では、被災地で1人でも多くの命を助けるために、様々な機関が縦割りでなく横断的に手を取り合うことでより円滑に支援活動を行えることを目指し、行政や企業、国内の民間支援団体をはじめ台湾やフィリピンなどの災害医療支援チームも参加し、大規模災害時のリアルな連携を目指します。

訓練概要

日時:2025年11月6日(木)~11月8日(土)
場所:愛媛県今治市 早川公園および早川港

セキュリティの都合上、一般の方はご見学いただけません。後日活動報告にて訓練の模様をお伝えいたします。

▼過去の訓練の様子は以下の動画からご覧いただけます▼

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