2020.01.16

  • お知らせ

高知県立大学と、災害時および平時の連携協力等に関する協定を締結

高知県立大学(学長 野嶋佐由美 所在地:高知県高知市)と特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ 代表理事:大西健丞 本部:広島県神石高原町)は、災害時および平時の連携協力等に関する協定書を締結しました。

高知県では南海トラフ地震発生により、地震による被害に加えて津波により甚大な被害を受けることが想定されており、対応できる保健・医療従事者も不足するとされています。高知県立大学は基幹災害拠点病院に隣接し、災害時には救護所の設置も想定しています。

締結の内容は、➀医療従事者、救助隊員や航空機やヘリの派遣、救援物資の輸送や患者搬送支援などの災害時支援、②平時の人的・物的資源や技術の活用や相互交流、防災等にかかわる人材の貢献や育成、訓練実施など平時の準備、看護学部や社会福祉学部など学生の災害医療などに関わる、インターンシップ活動等です。

高知県立大学野嶋学長からは、地域で学ぶ学生たちが、相互交流によって災害医療の実地経験を積み、災害時に貢献してほしいとの発言をいただきました。PWJ大西代表からは、現場に出来るだけ早く入り、 ヘリや航空機による機動性を活かした支援とともに、 ミッションを現場から発信することによって、触媒となる役割を果たしたいとの話がありました。

【協定を締結している団体】
(自治体)東京都葛飾区、世田谷区、杉並区、静岡県袋井市、広島県神石高原町、岡山県笠岡市、美咲町、愛媛県上島町
(病院)岡山県済生会総合病院、米盛病院(鹿児島県)、田野病院(高知県)
(大学)高知県立大学(高知県)
(団体)災害人道医療支援会(HuMA)

ARROWSは「一秒でも早く、一人でも多く」命を助けることができるように、今後も関係各所との連携をすすめていきます。

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