12月15日、アフリカ南部モザンビーク北部に強力なサイクロン(熱帯性サイクロン・チド)が襲い、現地の大きな被害が報告されています。
空飛ぶ捜索医療団スタッフと運営団体であるピースウィンズ国際人道支援事業の調整員は12月21日、モザンビークに到着し現地にて支援活動を開始しています。
ピースウィンズは、鉄フレームで固定した新しいソーラーパネルを設置し、電動ポンプで井戸から水をくみ上げるシステムを復旧する支援を行いました。
さらに、給水タンクと配管の修繕も行い、1月11日には無事にすべての修繕作業が完了しました。▶2024年12月7日記事
私たちが現地の被災状況を確認していると、地域の住民の人が「紹介したい赤ちゃんがいるから、見ていってくれ」と声をかけてきました。
ピースウィンズのモザンビーク事業責任者である岩野が現地で遭遇した小さな命のお話しとともに、活動報告をご覧ください。
▶2024年12月7日記事
モザンビーク北部では、ハリケーン・チドによって多くの地域が深刻な被害を受けました。家の屋根が吹き飛び、電柱や建物が倒れるなど、人びとの暮らしに大きな影響が出ています。特に、カーボデルガド州メクーフィ(Mecufi)郡では「何も残っていない」と言われるほどの被害を受け、避難場所や飲み水が不足している状況です。また、電気や通信が復旧していない地域もあり、厳しい生活環境が続いています。▶2024年12月6日記事
空飛ぶ捜索医療団のロジスティクススタッフ1名が、広島県神石高原町にある本部からモザンビークに向け出動しました。
日本から20時間以上のフライトを経てモザンビークに到着後、ピースウィンズ国際人道支援事業の調整員1名と合流し、現地での緊急支援を開始する予定です。▶2024年12月20日記事
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