ミャンマー地震 緊急支援(2025年3月〜)

2025年3月28日午後3時20分ころ(現地時間)、ミャンマー中部のマンダレー付近を震源とするマグニチュード7.7の大規模な地震が発生。これを受け、ピースウィンズが運営する災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」は、地震発生直後から情報収集を開始、緊急支援を決定しました。

ピースウィンズはこれまでにも、2008年に発生したサイクロン「ナルギス」の被害者に対する緊急支援をはじめ、2015年にミャンマー全土で発生した大規模な洪水被害でも緊急支援活動を行っています。
今回発生した地震に関しても、現地の被災状況およびニーズを調査の上、現地との連絡を密に取りながら、緊急支援を展開しています。

【動画レポート】

【記事レポート】

“笑顔を届ける”診療所。空飛ぶ捜索医療団のささやかな想いを込めて

被災者はお寺の境内に集まり、テントと呼ぶにはあまりにも簡素な、木に張ったビニール紐にブルーシートをかけただけの日陰の下で数十人が寝泊まりしています。プライバシーなどはなく、レジャーシートの上で2週間近く住んでいる状況です。

避難所生活の長期化が予想されるなか、この状態を少しでも改善していく支援を考えていく必要があります。▶2025年4月15日

増え続ける避難所の被災者。「何も見えない」将来へ募る不安

現在130世帯400人近くの避難者を受け入れているお寺の住職も、今後の不安を口にしていました。「本当に恐ろしいのは、寄付がなくなった後にどうやってこの避難者を食べさせていくのか。当面は我々も面倒を見る覚悟ですが、いつまでもというわけにはいきません」被災者も、現地の支援者も、将来への不安はむしろ少しずつ大きくなってきています。▶2025年4月14日

被災者の手を握り、共に涙を流す。“心を通わせる”臨時診療所をザガインで開設

実際に臨時診療所を開始すると、未だに骨折などの外傷患者が多くやってきます。現場の医療の混乱に加え、最初に診た重症患者同様、治療費などが払えない経済的な理由や、医療サービスへのアクセスがない、病院への不信感など、さまざまな理由で未だに適切な治療を受けられずにいる被災者が多く存在していました。▶2025年4月8日

発災から1週間。気温40℃を超える被災地マンダレーに到着

3月31日にタイ・バンコクにて準備を進めていた空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”の緊急支援チームは、3日間にわたって関係各所と調整と交渉を続け、4月3日夜に正規の手続きを経て入国と支援活動の許可を取得。4月4日朝の便でミャンマーに入国しました。ミャンマー入国から被災地マンダレーに到着するまで、現地からレポートします。
▶2025年4月5日

空飛ぶ捜索医療団ミャンマーに入国。被災地に向けて移動

入国が認められず、現地での支援活動を断念せざるを得ない可能性もありましたが、あきらめずにあらゆる可能性を探りながら関係各所と話し合いを続けてきた結果、昨日、正式な入国と活動の許可を取得。医師、看護師、調整員で構成された空飛ぶ捜索医療団の緊急支援チームは、本日ミャンマー入りし被災地に向かいます。
▶2025年4月4日

【ミャンマー地震 緊急支援】日本から医師・看護師も含めた緊急支援チームの派遣を決定

3月28日、ミャンマー中部を震源地とするマグニチュード7.7の大地震による死者は1700人にのぼり、負傷者3400人、行方不明者は300人を超える、未曾有の災害となっています(3月30日現在)。この事態を受け、空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”は日本から医師・看護師・調整員を含めた緊急支援チームの派遣を決定。本日夜の便で隣国タイに向けて出発します。
2025年3月31日

ミャンマー地震 緊急支援募金にご協力ください

開設されている避難所などを周り被災者の方々の状況調査を実施、必要な支援を届けてまいります。
皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いします。

▶ミャンマー地震 緊急支援:Yahoo!ネット募金(PayPayでもお支払い可能)
▶ミャンマー地震 緊急支援:READYFOR
▶ミャンマー地震 緊急支援:CAMPFIRE
▶ミャンマー地震 緊急支援:セブンマイルプログラム
▶1日33円~毎月継続ご支援:空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”サポーターになる

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