JOURNAL #1382022.03.09更新日:2022.03.09
2022年3月1日(火)空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”救助犬チームは、兵庫県伊丹市にある日本レスキュー協会訓練場にて様々な場面を想定した本格的な訓練を実施しました。
今回の訓練は、普段ARROWS救助犬チームの講師をしていだいている佐藤先生率いる救助犬チーム「KIBI auf」との合同訓練でした。
〈訓練に参加したARROWS救助犬チーム〉
ARROWS救助犬チームからはハルク、ニリュム、茶太郎の3頭が参加し、経験値が異なる救助犬たちのそれぞれの特性に応じた訓練を実施しました。
実際の被災現場では、足場の悪い場所を進み要救助者を探し出すことがミッションです。訓練ではそのような状況を想定し、不安定なハシゴを用いて歩く練習も行われました。
新米災害救助犬「茶太郎」もハシゴの上をおっかなびっくりですが、歩くことができました。
訓練を終え、救助犬ハンドラーの松上幸平はこう振り返ります。
「あらためて思うことは環境が変わればその犬の課題が明るみになること。災害支援は様々な場所・状況を想定しなくてはなりません。その中で、本訓練では人や場所、気候などその犬にとってクリアすべき課題と向き合うよい機会を与えてくれました。皆様、いつもありがとうございます。」
『一人でも多くの命を救う』という使命を果たすため、日々厳しい訓練に励む救助犬たち。これからもARROWS救助犬チームは、いつ起こるかわからない大きな災害に備え活動を続けていきます。
引き続き、皆さまの応援よろしくお願いいたします。
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