JOURNAL #1462022.03.30更新日:2022.04.01

【ウクライナ危機】医療チームがウクライナ隣国モルドバへ出発

3月29日、空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”医師1名、看護師1名がウクライナ隣国モルドバに向け出発しました。現地に到着後、既に活動しているピースウィンズ・ジャパンメンバーと合流し、ウクライナ国内及び近隣国への医療/衛生面における支援調査を行います。

現在、避難所では生活環境の急激な変化などの影響で、持病の悪化や体調不良が懸念されています。空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”医療チームは、モルドバでの医療行為の許可申請が下りたのち、避難民への診療など医療行為にもあたる予定です。

国連国際移住機関(IOM)による3月のウクライナ国内人口動態調査では、自国内避難民(予備群)は600万人以上となり、55%の避難民は現在の国内避難地に留まると返答しています。

国内避難民の内訳

10%: 妊娠中

28%:乳幼児

20% :身体障がいを抱えている人

32% :持病を抱えている 人

61% :5歳から18歳の子供たち

 現在、調査を継続しており、国外退避者も対象とし、更に項目も詳しく調べる予定です。

( Displacement & Health WG より情報共有)

 

ウクライナの人々が平和な日々を取り戻すまで。
皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。

※ピースウィンズ・ジャパンのページに移動します。

 

 

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