JOURNAL #602021.03.09更新日:2021.04.16

多機関連携災害時医療救助訓練を実施しました!

東日本大震災から10年。
あの日を思い出させる寒さのもと、3月6日と7日の2日間、広島県山間部で民間初の「多機能連携型・災害時医療救助訓練」を実施しました。

10年前の東北を思わせる寒さの中、訓練会場となった広島県神石高原町の山間部に、
広島共立病院DMATや災害人道医療支援会(HuMA)、医療系企業の株式会社エフメディカルエクイップメントや民間救急サービスはやぶさ、消防や民間レスキュー、看護学生など7組織 ・総勢61人が集まり、
それぞれの経験や装備を持ち寄って、より実災害に近いリアルな訓練を実施しました。
 

研修のダイジェスト動画はこちらから
 

 

訓練では南海トラフ地震を想定し、捜索、救助、医療、ロジスティックス、ヘリチームが協働してコミュニケーションを取りながら、捜索から救命、搬送までの流れを実施しました。

1日目は参加機関とともに資機材の確認やフィールドホスピタルなどを想定した複数のテントを設営し、要救助者を診察するための環境整備を行いました。

2日目はスペイン語や中国語を母語とする在日外国人の傷病者へのコミュニケーションの取り方も訓練で行われました。
 

また、瓦礫サイトではロープによる救助も行われました。

要救助者には実際に災害時に起こりうる様々な症例を想定し、参加機関とともに医療処置にあたりました。 

空飛ぶ捜索医療団は今後も参加機関の皆様をはじめとする多くの方々と連携しながら活動を行っていきます。

本訓練はジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人様の助成をうけて行われています。

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