JOURNAL #1062021.10.01更新日:2021.10.01
ARROWSは8月下旬から9月上旬にかけて、東京都を中心とした小規模診療所(無床 or 1~19床)に対し、「新型コロナウィルスの影響による現状」に関するアンケートを実施し、小規模医療機関からの声をまとめました。
アンケートは2020年4月、2020年12月、2021年5月にもは4月中旬にも同様のアンケートを実施しており、今回は4回目となります。
アンケートはオンライン形式で実施し、4658の診療所から回答が得られました。
小規模医療施設での物資について、全体的に感染症患者を診察する時に使用する感染防御具のニーズが高い状況が昨年より続いています。
医療用手袋に関しては、昨年のマスクと同様に世界規模の消費増加から、昨年の冬にかけて中国からの輸入が止まったことが供給量が減少したきっかけでした。
今は供給も落ち着きはじめ、ビニール手袋の価格は平時の価格帯になり在庫もある状況に(ニトリル手袋は未だに卸値でも2倍程度)。
それでも、患者毎に交換する必要がある手袋に対して、現場での需要は非常に高い状況が続いていて、コメント欄にあるように物資の購入費用が経営面からも負担となっていると思われます。
今後、どのような支援が必要かという別のアンケートからも、物資支援が1位という結果になっています。
アンケート結果(表示に時間がかかる場合は、リロードしてください。)
SUPPORT
ご支援のお願い
支援が必要な人々のために
できること
私たちの活動は、全国のみなさまのご支援・ご寄付によって支えられています。
一秒でも早く、一人でも多くの被災者を助けるために、空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”へのご寄付をお願いいたします。