JOURNAL #1642022.06.15更新日:2022.06.23

令和4年福島県沖地震の支援活動に参加しました。

報告者:空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”小隊長:田邊

今年(令和4年)3月16日、福島県沖で発生したマグニチュード7.4の地震により、宮城県と福島県で震度6が観測されました。
そして、この地震により、死傷者は200名以上、家屋の被害は2万棟を越えました。

これを受け、空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”は、日本財団が中心となった技術系の支援チームと福島県南相馬市での支援活動に参加しました。現地では、地震で瓦がずれたり落ちた屋根の応急処置や倒壊したブロック塀などの撤去を4日間行いました。
 

 
今まで空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”では、災害現場での超急性期・急性期での捜索救助・医療活動を行ってきましたが、いわゆる技術系ボランティアが活躍するような現場での活動は行ってきませんでした。
しかし、日本では人的被害の少ない地震であっても、家屋の被害は多く、被災地では様々な支援ニーズが発生します。
 

 
平時から訓練をしているロープレスキューなどは、屋根の応急処置に必要となる個人の装備や安全確保の技術は支援現場でも同じように活かすことができます。
 

 
これらのスキルが少しでも活かせる現場があればと思い参加しましたが、活動日数も短く、ほんのわずかしか力になることはできませんでしたが、私たちにとっては多くの学びがありました。
今後、空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”として超急性期での緊急出動・支援活動を行わないと判断された災害であっても、日ごろから訓練しているスキルなどを生かせる現場があれば、支援活動を行っていきたいと思います。

引き続き、空飛ぶ捜索医療団へのご支援・応援をよろしくお願いいたします。
https://krs.bz/pwjpr/m/arrows_supporter?e_1429=3

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