2022.07.13
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災害について学ぼう〜支援する者としての大切な心構え〜を解説(前編)
先日、空飛ぶ捜索医療団の公式Youtubeで公開された「災害について学ぼう〜支援する者としての大切な心構え〜」の解説をしていきます。
この問題は表にあまりでてこなかったことにより、他国と比較しても日本では被害にあうリスクが高くなっています。
ぜひ、1人1人がしっかりと考え適切な対応ができるようにしていきましょう。
今回は近年、やっと問題視されている「性的搾取・虐待およびハラスメントからの保護」についてです。
最初に、ここ40年間で、日本の価値観は変化してきました。
例えば
・喫煙社会から禁煙社会へ
・有給休暇が権利といえるように
・女性は補助から男女平等へ→まだまだ途上段階
なぜ、途上かというと、社会全体における男女の地域の平等感について国民の7割が「男性が優遇」と回答。(2019年内閣府世論調査)
また、「ジェンダー・ギャップ指数において日本は過去最低の順位になりました。(121/153カ国中)
しかも、先進国の中では最下位となっています。
そんな日本で今、何がおこっているのでしょうか?
日本は性犯罪に寛容であり、被害者は声をあげることができないと言われています。
人間の3大欲求と言われる「性欲」。
誰もがもっている欲求だから仕方ないと・・・・。
しかし、人間はそれをコントロールをするための「理性」を持ち合わせています。
そんな中、以下の画像のように女性や児童に関する性犯罪は増加傾向にあります。
実は災害が起こるたびにこの「性犯罪」は問題になっていますが、大きくとりあげれらず、起こっていないとされてきていました。
特に災害時には、避難所という閉鎖された空間の中にたくさんの人がいることで、性暴力被害のリスクが高くなっています。
また、在宅避難により、家庭内暴力が増加します。
しかし、被害者が口を閉さなければならない現実があります。
これには、先ほどお話した日本が性犯罪に寛容であるということが関わっています。
次回の後編では、過去の災害で性犯罪の報告がどのくらいあるのか。
そして、被害後どのような対応をされてきたのか事例をもとに考えていきましょう。
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第1回:〜自然災害ってなんだ?〜~
第1回:~なぜ、自助力を高める必要があるのか?~
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