2022.08.08

  • お知らせ

被災者になる前に知っておきたいお金の話し~被災する前の今、準備できること~解説

空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”は公式Youtubeチャンネルから「災害について学ぼう」シリーズを配信し、これまで防災や支援者としての関わりについてお伝えしてきました。
今回は、もし、ご自身が被災した場合、生活を再建していくために必要なことやそのための備えについてお話をしていきます。

例えば、以下の事例で一緒に考えていきましょう。
 

 
まず、住宅が被災してから元の生活に戻るためには、次の流れが考えれれます。
 

 
①住宅が災害により、住めなくなります

②被災直後は避難所や親戚、車中泊による生活が考えられます。

③仮設住宅や(家賃がなく、光熱費支払いが必要、居住は最大2年)や市営住宅、借上住宅(みなし仮設住宅)。
※仮設住宅は延長されることもあり、2年経ったことで突然追い出されることはありません。しかし、みなし仮設は2年できれます。

④その後、住宅の再建を再建するのかもしくは、災害公営住宅に入る。

上記のことから、被災した多くの場合、2年間で自分の生活をどのように再建していくか考えなければなりません。

実は日本は様々な支援制度があります。その制度を申請することにより、再建のために必要な支援を受けることができます。
その支援制度を自分が受けるためにはどうするべきなのか、まずは以下を整理しましょう。
 

 
支援や制度をどれだけ知っているかで被災後の生活が大きく変わっていきます。
よって、被災する前から準備をしておくことがとても重要です。
「今」準備することは次のとおりです。
1、大切な書類は写真をとってデータで残しておく。
※データをクラウド等にいれておくと保存している端末がなくなった場合でもデータを読み込むことができる
2、保険内容の確認
※自宅がどんな被害に合う可能性が高いのか、その被害にあった保険に内容になっているのか事前に確認しておくことが大切。

これらが手元にあるのとないのでは、生活の再建スピードが変わってきます。
ぜひ、今後のためにご自身の備えを確認してみてください!

◆Yogibo Social Good:https://bit.ly/3nyVefb
※クーポンコード「ARRW」を入力して購入すると、ARROWSに売り上げの5%が広告費として支払われます。

 

災害について学ぼう
第1回:自然災害ってなんだ?

 

第2回:「災害が起きたらどうなるか」を想定しよう

 

第3回:支援する者としての大切な心構え、性的搾取虐待ハラスメントからの保護

 

第4回:被災者になる前に知っておきたいお金の話し~被災する前の今、準備できること~

 

災害時の自助力を高める~あなたにもできるファーストエイド~
第1回:~なぜ、自助力を高める必要があるのか?~

 

第2回:~止血方法~

 

第3回:~心肺蘇生方法~

 

第4回:~平時と災害時の医療ニーズはどう変わるのか?~

 

第5回:~市民トリアージの方法~

 

第6回:~感染症下での災害対応~

 

第7回:~患部固定の基本・シーネ固定とは?~

 

第8回:~意外と知らない?三角巾の使い方~

 

第9回:~代用品を使った患部の固定例~

 

最近の記事一覧

SUPPORT

ご支援のお願い

支援が必要な人々のために
できること          

私たちの活動は、全国のみなさまのご支援・ご寄付によって支えられています。
一秒でも早く、一人でも多くの被災者を助けるために、空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”へのご寄付をお願いいたします。