JOURNAL #3752024.11.19更新日:2024.11.19

【台湾花蓮地震】1,000世帯に商品券を配布。解体された「天王星ビル」の元住人も支援

今回は7回目の被災地での支援活動となり、7月から開始した商品券の配布支援事業では、ついに1,000世帯の方々へ商品券をお届けすることができました。目標達成はまだまだ先ですが、順調に支援は進行中です。

本当に必要なものを選べる物資支援を展開

先日、特に大きな被害を受けた「天王星ビル」へ商品券を配布しました。このビルは地下1階、地上9階建ての住居兼商業施設でしたが、構造的な問題から地震の揺れに弱く、震災によって大きく傾いてしまい、住人は直ちに避難生活を余儀なくされていました。

その後、建物自体は迅速に解体され、余震などによる二次被害の危険は免れたものの、元住人の方々は、花蓮市内の他の住宅地や、親戚知人の家、あるいは避難所や政府が提供する仮設住宅での避難生活を今も続けている方が多く、必要としている支援物資も世帯や人によって異なります。

そのため、私たちは一定の物資支援ではなく、それぞれに必要なものを選べるようにと、商品券を配布する支援をおこなっています。

支援の準備と配布を通じて現地住人の方々と交流を深める

商品券配布の支援では、天王星ビルの代表の方をはじめ、大小さまざまな建物の世話役の方々とも連携し、スムーズに進行できるよう設営や誘導方法について打ち合わせをおこない、準備を重ねました。

当日は、住人代表の方々のご協力のもと、ほとんどの世帯へ無事に商品券を配布。現地の住人の皆さんとの交流も深まり、震災当時の話や今後の生活について語り合う機会にも恵まれました。

配布中には住人の方々との会話も弾み、私たち空飛ぶ捜索医療団の活動についてのお話もさせていただきました。

また、日本からの支援について話すと「日本も台風や地震で大変なのに」と、逆に日本の状況を気遣ってくださることもありました。

感謝状を受けて

二日目の活動終了時、天王星ビルの代表の方から感謝状をいただきました。私たちとしては、皆さんの協力があってこそ支援活動が成り立っており、むしろ感謝の気持ちでいっぱいです。家族が集まり、共に食卓を囲むことが多いこの時期に、この商品券が少しでも生活の助けとなればと願っています。

今後も引き続き、花蓮の復興支援活動を継続してまいります。

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継続的な支援のお願い

被災地の皆様が一日でも早く元の生活に戻れるよう、そして心身ともに健康で過ごせるよう、私たちは支援活動を続けてまいります。

今後とも、皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

▽ 台湾花蓮地震 緊急支援特設ページ
https://lp.peace-winds.org/support_taiwan_earthquake

▽台湾花蓮地震 緊急支援(Yahoo!ネット募金)
https://donation.yahoo.co.jp/detail/925074

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