JOURNAL #3492024.06.24更新日:2024.06.28
広報:空飛ぶ捜索医療団"ARROWS" 編集部
4月26日に2度目の台湾入りをしました。到着後すぐに花蓮駅から車に乗り、市内周辺の地震被害の様子を見て回りました。震災直後とは少し異なる様子が見られました。倒壊の恐れがある建物には優先順位が付けられ、工事が進められています。また、建物への進入禁止のテープが貼られるなど、物々しい雰囲気が感じられました。
以下の写真は、4月26日(金)に工事が始まった頃の様子です。生活感が残る部屋が垣間見えます。
次の写真は、6月1日(土)の様子です。きれいに整地され、まるで建物が無かったかのようになっています。この取り壊されたマンションの周辺では6月1日時点で、周辺のホテルの取り壊しが進められ、大きな住居マンションには住居不能の札が貼られていました。
このように台湾では、各地で解体やがれき撤去のスピードが非常に早く進んでいるのが印象的でした。そして現地を実際に調査していると見えるのが、各々が必要とする支援の多様性です。街としては機能しているこの台湾の被災地では、全く異なる支援ニーズにどのように応えればよいのかということがポイントになっています。
被災者の方々が自分に必要なものにすぐにアクセスできる支援として、被災した住居に住む世帯に対し地域のスーパーで使用できる「商品券」を配布する事業を準備しています。対象世帯は住宅、集合住宅、店舗住宅の住人を含め、55棟1928世帯のご家族を予定しています。
街の様子と現地の活動を動画でもぜひご覧ください。
▽ 台湾花蓮地震 緊急支援特設ページ
https://lp.peace-winds.org/support_taiwan_earthquake
▽台湾花蓮地震 緊急支援(READY FOR)
https://readyfor.jp/projects/Taiwan
▽台湾花蓮地震 緊急支援(Yahoo!ネット募金)
https://donation.yahoo.co.jp/detail/925074
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