2023年8月8日(現地時間)、ハワイ・マウイ島で山火事が発生しました。
ハワイの南側を通過していたハリケーンの強風の影響で火災は市街地まで広がり、広範囲に被害が出ています。死者は100人を超える見通しになりました。被害が大きい西部の観光地では、これまでに2,200棟以上の建物が損壊したとみられ、影響の長期化が懸念されています(参考:NHK)。
停電や通信障害が発生しており、火傷などを負った人たちの対応で病院の機能もひっ迫しています。
これを受け、空飛ぶ捜索医療団を運営するピースウィンズは、ピースウィンズ・アメリカと共に支援を実施します。
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緊急支援チームを派遣
空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”は、発生直後に情報収集、出動準備を開始。看護師を含む緊急支援チームが現地に向けて出動しました。
今後、現地のニーズを調査の上、被災地域での食料・水・医薬品・衛生用品・避難所などの緊急支援を検討しています。緊急支援後は、地域主導の長期的な復旧・復興支援を継続します。
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被害が大きいラハイナからの現地リポート
8月17日未明、他2名のスタッフよりひと足先にマウイ島に到着したカメラマンの近藤からのリポートです。
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避難所での情報収集・被災したペットを支援
支援チームは、これまでの災害支援経験から一般的に避難生活で必要となる支援物資(歯磨きやウェットティッシュなどの衛生用品、食料や飲料、子ども用のお菓子、離乳食・粉ミルク、犬用/猫用の各種ペットフードなど)を調達し、これらの物資を持参しながら17日朝から避難所を回り、どの物資がどれ程の量必要かニーズ調査を行なっています。
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「抜け落ちたニーズ」に応える物資支援
ピースウィンズの支援チームは、現地マウイ島で支援活動を継続しています。
ニーズ調査と物資配布を行っている支援チームは、各所で地元の人々や被災者自らが自発的に支援活動を展開する感動的な場面を日々目にしています。
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被災した21歳の若者が支える「地元住民の絆」
「寄付も物資支援も誰か “1人” でやっていることじゃなくて “みんな” でやってるんだ」
自らも被災した21歳の若者は、住民に物資を届けています。
ピースウィンズはこうした個人の働きを支え、地域の繋がりをサポートしています。
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被災地で活かされた「災害大国日本」の経験
「災害大国」といわれる日本の経験は、ハワイ・マウイ島でも活かされています。
水道水が使えなくなった地域で、戸惑う被災者の皆さんに、空飛ぶ捜索医療団の看護師が差し入れたのは……。
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看護師が現地で見た長期の “グリーフケア” の重要性
─悲しみに寄り添い続ける─
現地に派遣された町田看護師は、被災者の方々とのコミュニケーションを通して、心の傷を癒す長期的な“グリーフケア”の必要性を感じました。
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空飛ぶ捜索医療団は引き続き、現地に必要な支援を届け続けます。
皆さまからいただいたご寄付は、ハワイ マウイ島山火事被害など、空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”が実施する、被災地のニーズに応じた物資支援・医療支援、活動運営に伴う事務局運営費に、支援活動に大切に活用させていただきます。皆さまからの温かいご支援を、よろしくお願いいたします。