JOURNAL #3162024.03.01更新日:2024.03.06
広報:空飛ぶ捜索医療団"ARROWS" 編集部
空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”プロジェクトリーダー稲葉医師は、プロジェクトリーダーとしての職務と並行して、週に数回病院で医師として勤務しています。
今回は、稲葉医師の岡山済生会総合病院での一日に密着しました。記事後半ではYouTube動画でもご紹介していますので、是非ご覧ください!
稲葉医師は現在、岡山済生会総合病院で勤務しています。岡山済生会総合病院は急性期病院として、とくに救急医療や緩和ケアを含むがん診療にも力を注いでおり、平成14年12月に岡山県で初めて地域がん診療連携拠点病院に指定されています。
基本的に、以下のスケジュールで勤務しています。
ただし、病院での勤務は、スケジュールがあるようでないようなもの。この日も、朝のカンファレンスの途中に緊急搬送の患者が運ばれてきたりと、慌ただしい空気でした。一日に救急センターに来院する患者数は約55名、様々な症状の患者が訪れます。
“チームワークと判断力が求められる病院勤務は、災害時の緊急対応とも繋がるポイントがある”と、稲葉医師は言います。
「救急医療は”決断”の医療です。センス(かん)で患者さんの状況を判断し、身体のどこをなおすか、どこの科に治してもらうかを、少ない情報から的確に判断する必要があります。そういう意味では、決断力と判断力は、一分一秒が命取りになる災害時の活動でも役立っています。」
プロジェクトリーダーとしての仕事だけでなく、平時からの病院での勤務を通して、医師としての腕を磨き続ける稲葉医師、その信念と歩みは、止まることがありません。
今まさに苦しんでいる人々の元へ、支援と医療を届けるために。空飛ぶ捜索医療団は、稲葉医師を筆頭に、平時からも支援体制を強化していきます。
▽空飛ぶ捜索医療団“"ARROWS"
https://arrows.peace-winds.org/lp/support_noto_earthquake/
▽ふるさと納税で【令和6年能登半島地震】緊急支援
https://peace-winds.org/furusato-tax-arrows
▽English
https://arrows.peace-winds.org/lp/support_noto_earthquake_en/
▽中文
https://arrows.peace-winds.org/lp/support_noto_earthquake_zh-tw/
空飛ぶ捜索医療団"ARROWS" HP:https://arrows.peace-winds.org/
Twitter:https://twitter.com/ARROWS36899898
Facebook:https://www.facebook.com/ARROWS2019
Instagram:https://www.instagram.com/arrows.red2019/
WRITER
広報:
空飛ぶ捜索医療団"ARROWS" 編集部
空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"ジャーナル編集部です。災害に関する最新情報と、災害支援・防災に関わるお役立ち情報をお伝えしています。
2025.09.19
【災害の記録#03】2018年9月 北海道胆振東部地震|なぜ相次いで2次災害は引き起こされたのか?
2025.08.14
【災害の記録#02】令和2年7月豪雨(熊本豪雨・九州豪雨)|コロナ禍に起きた未曾有の豪雨災害。“逃げ遅れ”を防ぐためにできることとは?
2025.07.29
ヘリコプターで命を救う_ARROWSパイロットのリアルストーリー【#2】
2025.07.28
ヘリコプターで命を救う_ARROWSパイロットのリアルストーリー【#1】
2025.07.01
【災害の記録#01】平成30年7月豪雨(西日本豪雨)|避難指示・勧告にもかかわらず、住民はなぜ避難しなかったのか?
SUPPORT
ご支援のお願い
支援が必要な人々のために
できること
私たちの活動は、全国のみなさまのご支援・ご寄付によって支えられています。
一秒でも早く、一人でも多くの被災者を助けるために、空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”へのご寄付をお願いいたします。