JOURNAL #1852022.09.16更新日:2023.10.24
災害救助犬ハンドラー兼救急救命士・准看護師:松上 幸平
2022年8月27日から8月30日の間、イスタンブールで開催されたINSARAG External Cassification Exerciseにオブザーバーとして参加させていただきました。
本研修は、国連に事務局を置く国際捜索・救助諮問グループ(INSARAG)の能力評価試験であり、挑戦したトルコのNGO団体「GEA」は世界でも名高いレスキューチーム。
試験では昼夜を問わない3日間の連続状況において、彼らの冷静沈着且つしなやかな動きと隙の無いチームワークは目を見張るものがありました。
更に驚いたのは19人から成るメンバーの平均年齢が50代ということを知ったときは、寝不足と時差ぼけの中でも目が覚める思いと、「もう歳だから~」という口癖をよく聞く日本人として何か恥ずかしさを感じました。
何がそこまで世界に通じる強いチームを創るのか。
日本人と文化や風習の違いはあったとしても彼らの生き方を一部垣間見れたことは、我々がチーム作りをするうえで大きなヒントを得ることができたと感じています。
空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”のレスキューメンバーとして「1秒でも早く、1人でも多く」という大義のもと、引き続き、精進してまいります。
今後も私たちの活動を応援よろしくお願いいたします。
WRITER
災害救助犬ハンドラー兼救急救命士・准看護師:
松上 幸平
学生時代はボート競技で全国大会出場。大学卒業後は営業職をはじめ、多くの職場を経験した後、陸上自衛隊で第一線救護衛生員として勤務し、2021年に現職。兵庫県洲本市出身
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