2023.06.16

  • 緊急支援

【新型コロナウイルス支援】長崎県内の離島にあるクラスター発生施設へスタッフを派遣しました

空飛ぶ捜索医療団は、5月29日から6月1日まで、介護老人福祉施設からの要請により、新型コロナウイルスによるクラスターが発生した長崎県内の介護老人福祉施設へ医師1名と看護師1名、調整員1名を派遣し、支援を行いました。
これまでのクラスター支援経験を活かし、クラスター対策本部の立ち上げ、環境整備、資機材管理、感染管理指導、介護ケア等の支援(おむつ交換や食事介助等)を行いました。 

クラスター発生施設での支援の様子


■支援をおこなった町田看護師のコメント
支援に入った当初は、施設のある場所が離島という環境の為、風評被害などの懸念もあり、施設職員の方にも心労が見受けられました。しかし、感染管理の指導を行うことで、少しずつ支援現場に落ち着きが戻ってきました。

施設職員の方々も、業務の負担が減り、適切な対応がわかったという安心感からか、和らいだ表情をされるようになりました。支援終了の1週間後にご連絡をしたところ、施設長の元気な声を聞くことができました。元通りになってきているという報告を受け、安心しました。 


支援をおこなった施設職員の方々と派遣チーム

新型コロナウイルスは、今年の5月に感染力や重篤性などに基づく総合的な観点からみた危険性が最も低いといわれる5類感染症へと引き下げになったものの、未だクラスターにより困難な状況に置かれている方々がいます。

空飛ぶ捜索医療団は、医療やケアを提供し続けている方々へ、私たちができる支援を実施していきます。
引き続きみなさまのあたたかいご支援をよろしくお願いします。

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