2024.04.12
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【企業連携】『からだにユーグレナ』7.2万本を能登半島の先端へ!海を越えて届けた支援
4月3日(水)、令和6年能登半島地震の被災地で現地責任者を務める橋本が、株式会社ユーグレナ本社を訪問し、感謝状を贈呈するとともに、3ヵ月間の活動についてご報告しました。
ユーグレナ(和名:ミドリムシ)を活用し、食品や化粧品、バイオ燃料の製造・開発を行っている同社から、ピースウィンズに最初に電話をいただいたのは発災から3日後の1月4日(木)。仕事始めのその日に、自社製品の寄贈による支援のお申し出をいただきました。
ピースウィンズが運営する災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」は、1月2日(火)から石川県珠洲市で医療・救助などの支援活動を開始していましたが、断水や停電が続く中、陸路の寸断により支援物資も届かず、高齢者などの食事・栄養状況が大きく懸念されたことから、手軽に栄養摂取ができる『からだにユーグレナ』の受入れを決定。すぐに実現に向けた調整を開始しました。
奥能登に位置する珠洲市までは当時、大型車両の乗り入れは困難な状況でした。
被災地への企業物資支援については、原則として最終目的地までの輸送を含めて企業様にお願いしていますが、今回は、最も支援の届きづらい奥能登にいち早く栄養価の高い食品を届けることの重要性を考慮し、空飛ぶ捜索医療団のメンバーであるCivic Forceが七尾市に開設した臨時倉庫で一次受けを行うことに。七尾市から順次、珠洲市に入れていきました。
珠洲市までの大規模物資輸送で大きな役割を担ったのが、ピースウィンズの船舶「豊島丸」です。
1月5日(金)に飯田港(珠洲市)に初入港し、以降、七尾港と飯田港のピストン輸送を担いました。
飯田港に着いた後は、港から市内の避難所まで、多くのスタッフが協力して運びます。空飛ぶ捜索医療団と行動を共にしていた、台湾からの医療支援チームも、避難所への運び入れを一緒に担いました。
こうして届けた『からだにユーグレナ』は、多くの避難者の方から大好評でした。市内の小学校に避難されている方からは、「避難所生活で便秘に困っていたが、ユーグレナはよく効いた。量もちょうど良くて飲みやすい。」「ユーグレナを飲み始めたら体調がすごく良くなった。」といった感謝の声もうかがいました。
年明けすぐからご尽力いただいたユーグレナの皆さま、本当にありがとうございました!
空飛ぶ捜索医療団では、企業・団体との積極的な連携をつうじて、民間の力を最大活用した災害支援の実現を目指しています。
企業連携の専任担当者がお話させていただきますので、ご関心をお持ちの企業ご担当者様はぜひお気軽にご相談ください。
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