2022.07.22
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災害について学ぼう〜支援する者としての大切な心構え〜を解説(後編)
空飛ぶ捜索医療団の公式Youtubeで公開された「災害について学ぼう〜支援する者としての大切な心構え〜」の解説(後編)をしていきます。
前回まで、日本は性問題に対して寛容であり、それによって性犯罪のリスクが高いということをお話しました。
今回は実際に避難所で被害にあった方の事例をもとに、私たちがどのように考えていくべきなのか学んでいきましょう。
以下の証言は実際に被害にあった方の言葉です。
「避難所のリーダー格を含め複数の男性から暴行を受けた」
「避難所で夜になると男の人が毛布に入ってくる」
2013年には東日本大震災でのこの問題に関する報告書が発表されました。
すると、80人の証言がでてきました。
しかし・・・・大きく取り上げられることはありませんでした。
この後、問題が注目されるようになったのはきっかけは熊本地震です。
発災から2年後ニュースとなりました。
引用:https://www.nishinippon.co.jp/item/n/404493/
この事件は、ボランティアで10代の少年が10代の少女の布団に潜り込まれ、性被害にあいました。
被害にあった少女は恐怖で、声をあげることができずに被害の発覚までに2年も時間がかかりました。
また、母親が警察に被害届をだすも「明らかな暴行、脅迫があったと認められない」として強制性交等罪は適用されず、少年は不起訴になっています。
被害の声をあげることは、とても辛く、怖いものだったと思います。
さらに、性被害の問題は行為だけでなく、言葉の暴力も含まれ、以下のような事例もあります。
このような被害を減らすためには今後の日本では以下のような対策が考えられるようになりました。
今後、私たちが支援者として加害者になっていはいけません。
支援者側が物資をもっていくことや炊き出しを行うことで優位な立場になることを利用し、加害者になってはいけません。
加害者・被害者を生まないために何ができるのか考え、被災者をさらなる被害者にしないために何ができるでしょうか。
今後、自分や大切な人、周りの方が安心できる環境を作っていくために1人ひとりが考えていきましょう。
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