2020.03.14
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【新型コロナウイルス】広島の病院にエアーテントを貸与・設置
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が日本各地に広がっています。緊急に様々な対策に追われる医療従事者の皆さんを少しでもサポートするため、空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”(アローズ)は、3月13日、災害時連携協定を締結する広島市内の病院にエアーテント(W5×L8×H3.4M、重量200kg)1張を貸与・設置しました。来院者すべてのトリアージ(選別)を行う「トリアージポスト」として使用するため、テントは玄関口のすぐ横に設置。16日から活用される予定です。
![](https://arrows-peace-winds-org.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2020/03/26183724/IMG-5985-e1584120180316.jpg)
COVID-19の感染の疑いがある人(接触者)が病院で受診した際、病院は職員や入院・外来患者を感染から守り、院内感染の予防に務める必要があります。日本国内で感染者が増えるなか、今後も現在の医療体制を維持するために、医療機関において新型コロナウイルス以外の患者と医療関係者の予防のための工夫が必要です。
ARROWSは、1月末からこれまでに、備蓄していたマスク87万枚を日本全国350以上の医療・福祉・保育施設や中国の医療機関に配送しました。大きな病院だけでなく、小規模ながらも多くの患者を受け入れている診療所や高齢者の多い介護福祉施設、休校の影響を受ける児童施設などにもお届けし、たくさんの激励のメッセージをいただきました。他方、感染が広がる中、医療従事者の皆さんの不安や激務の様子を垣間見ながら、引き続きさらなる支援の必要性を感じ、3月5日には関西の病院へトレーラーハウス1台を貸与・設置しました。
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