2023.10.04

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令和5年度大規模地震時医療活動訓練に参加しました!

9月29日、30日に実施された令和5年度大規模地震時医療活動訓練に、空飛ぶ捜索医療団メンバーがプレイヤー(実際に訓練の想定の中で災害時の動きをシミュレーションする役割)として参加しました。

訓練の様子は、動画でもご覧いただけます。


稲葉医師が高知県庁で知られざる日本政府(DMAT)訓練に潜入してみた

 


災害対策本部となった高知県庁

 

大規模地震時医療活動訓練は、国内では最も規模の大きな訓練の一つです。
今回は、南海トラフ巨大地震などの大規模災害を想定して、被災後の医療提供体制の確保に向けて、必要なことを確認する訓練として実施されました。本訓練は国が主催し、自治体や医療関係者などが参加して、四国4県などで一斉に行われました。(参考:NHK)

空飛ぶ捜索医療団メンバーは、それぞれ災害対策本部として高知県庁、ドクターヘリ調整本部として高知医療センター、避難所として高知県南国市の大湊小学校、指揮所として災害医療支援船(Power of change、以下、Poc)の4箇所に分かれて活動を行いました。


災害医療支援船にて、患者搬送などの調整を行う

訓練内では、ピースウィンズが運用するPocが、高知県DMAT調整本部直下の組織である指揮所の一つとして活用されました。


ドクターヘリ調整本部(高知医療センター)

避難所(大湊小学校)

訓練の想定では、多くの訓練参加者とともに、連絡手段が途絶えた高知県室戸地域の病院調査や、空飛ぶ捜索医療団の機動力のひとつであるヘリコプターを用いて被災地からPocへの患者搬送 ・治療などについての手段や流れの確認を実施しました。

■高知県庁災害対策本部にて活動を実施した稲葉医師のコメント
「実災害に向けて、関係者各位と支援体制に関して調整を行うことは、必要不可欠です。訓練での経験を活かして、発災時に活動を実施することで、より多くの人を助けることができると考えます」

空飛ぶ捜索医療団は、一秒でも早く、一人でも多くの人々を救うために、今後も様々な環境での訓練に参加し、実災害に向けた体制を整えていきます。
皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

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