岩手県大船渡 山火事 緊急支援(2025年2月〜)

2月26日に起きた山火事は、発生から2日がたった28日も延焼が続いていて、焼失した面積はおよそ1200ヘクタールにのぼっています。これまでに1人がご遺体で見つかり、約3000人に避難指示が出ています。
空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”は2月28日、看護師を含む計7名を先発隊として派遣、緊急支援を開始します。

東日本大震災から14年、山林火災を乗り越えた3.11

東日本大震災から14年。地震が発生した午後2時46分、市内にはサイレンが鳴り響きました。山林火災で家を失ってしまった方、避難指示解除に伴い帰宅された方、立場は異なりますが、この日の記憶はみな同じで、黙とうととも、14年前の今日起こった出来事に、想いを馳せる方々の姿が市内各所で見られました。
2025年3月11日記事

山火事は鎮圧。今後懸念される災害の影響とは?

9日には“火の勢いはおさまり、延焼のおそれがなくなった”と判断され、市は山火事の「鎮圧」を宣言。帰宅準備を進める方、もう少し避難所生活が続く方が混在する各避難所にて、継続的に保健師と帯同し健康相談を行う巡回をはじめ、避難所環境の改善や生活不活発病対策などをサポートしました。
2025年3月9日記事

一部地域の避難指示解除を発表。その瞬間とこれから

避難所で知り合い、この1週間を互いに励まし合いながら過ごしてきたとあるおばあちゃんたち。しかし、1人は避難解除が発表された地域、もう1人はまだ避難解除が出ていない地域の方で、ストーブの前で一緒にテレビを見て過ごすのはこの日が最後になりました。それでも笑顔でお別れする姿も。
2025年3月7日記事

誰一人取りこぼさない支援を目指して

避難所支援では、特に年配の方への配慮が求められます。ある避難所では慣れない避難所生活で数名が転倒事故が起きていることが発覚。避難所には高齢者も多いことからすぐに避難所責任者と相談し、同日に業者と打ち合わせを行い、その翌日には転倒防止の手すりを設置しました。
2025年3月6日記事

“お茶っこ”にささやかな想いを込めて

避難所のなかでは「はじめまして」という方も少なくありません。不安を少しでも和らげ、避難者同士の交流になればと、空飛ぶ捜索医療団の看護師が、東北地方の方言で“ちょっとお茶を飲む・喫茶”という意味の“お茶っこ”を提案しました。
2025年3月4日記事

避難者の健康を守り、笑顔を届ける

空飛ぶ捜索医療団は、健康状態を観察しながら感染症を予防し、少しでも快適に過ごせる環境を整えるだけでなく、避難者の方々と会話を交わすことで笑顔を届けることも大切にしています。
2025年3月3日記事

避難所に出向き“表には出にくい”課題やニーズを拾っていく

避難所にいると、なかには体調が悪くても誰かに伝えることができず、ときには自覚のないまま症状が悪化してしまうおそれがあります。災害時にはこうして避難所に出向き、取りこぼすことなく一人ひとりと向き合いながら話すことが求められます。
2025年3月2日記事

懸命な消火活動は続き、鳴りやまないサイレンに募る不安

必要に応じて各避難所で配付するとともに、看護師が血圧を測るなど健康面のケアもおこなっています。
なかには、「物資も大事だけど、とにかく話を聞いてほしい」という声もありました。
2025年3月1日記事

被災地に向け緊急支援チームが出動、緊急募金を開設しました

2011年東日本大震災で大きな被害を受けました岩手県の三陸沿岸部において、ピースウィンズは発災後の緊急支援から生活再建・復興支援まで、長く活動を続けてきました。
現地のつながりも活用しながら、必要な支援を見極め、迅速に届けていきます。
2025年2月28日記事(YouTube動画有)

岩手 大船渡 山火事 緊急支援募金にご協力ください

開設されている避難所などを周り被災者の方々の状況調査を実施、必要な支援を届けてまいります。
皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いします。

▶岩手県大船渡 山火事緊急支援:Yahoo!ネット募金(PayPayでもお支払い可能)
▶岩手県大船渡 山火事緊急支援:READYFOR
▶1日33円~毎月継続ご支援:空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”サポーターになる

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