2024.04.15

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【台湾花蓮地震】緊急支援と今後

緊急支援チームは現在、物資支援を中心とした今、目の前で困っている方々への支援と、中長期的な支援準備の2軸で活動を続けています。 自宅に住めなくなった被災者の多くは、親戚宅・友人宅などに避難していますが、一部の方はお寺の施設などで寝泊まりしています。こういった所には、水や衛生用品など最低限の物資も不足しています。

一次避難所への物資支援

また、避難者向けの支援物資倉庫を運営している現地NGOへ物資を提供しています。ここへは多くの被災者の方々が物資を受け取りにきます。私たちは、この倉庫に生活出需品を中心に以下の物資を50世帯分、提供しました。今後も必要に応じて支援していく予定です。

支援物資

水、シャンプー、石鹸、おむつ、歯ブラシ、洗顔フォーム、ライター、生理用品、歯磨き粉、蚊取り線香、おしり拭き、タオル、髭剃り、ゴミ袋、スポンジ、洗濯洗剤、ゴムグローブ、大人のオムツ、ドライヤー、粉ミルク

一方で、中長期的な支援の準備も進めています。 多くの方が、親戚や友人宅に避難していることは先に述べた通りですが、長い間住むわけにもいかず今後困ることが予想されるので、ここの支援をお願いできないかと花蓮県知事から支援ニーズの確認を受けました。これを受け、数ヶ月滞在可能な宿泊場所の提供準備を進めています。

花蓮県知事との面会

また、普段は生活困窮者や障害者、こども、高齢者支援をしている現地NGOと提携し、被害の多かった花蓮県秀林郷を中心とした活動の計画を始めています。これらの地域では、被災者の心理的ケアや、今回の地震で職を失った若者の就業支援など、中長期的に取り組む必要のある支援にも対応していく予定です。

現地視察の様子

支援活動が、台湾地元メディアに掲載されました。

淋過雨的人總想為需要的人撐傘 日本和平之風捐贈震災戶物資來自日本最大的非營利組織「和平之風」團隊一行六人(見圖:好人會館提供),四月十日將災民迫切需要的各種生活物資總計五十份,送往好人會館物資中心,希望能夠及時幫助已經找到落腳處的災戶。會長黃榮墩代表花蓮人謝謝來自友國的愛心和關懷。 日本語訳:雨に降られた人は、困っている人のために傘をさしていたくなるのです 日本の平和の風が震災被災者に物資を寄付  日本最大の非営利団体「平和の風」のチーム6人(写真=ハオレン会館提供)は4月10日、被災者が緊急に必要としていたさまざまな日用品計50点をハオレン会館物資センターに届けた。避難先を見つけられた被災者の方々に少しでも間に合ってほしいと願っています。黄栄敦国家主席は、花蓮の人々の友好国からの愛と配慮に感謝の意を表した。 (2024/4/10 厚生新聞網https://www.ksnews.com.tw/w2024041036/)』  

 

▽空飛ぶ捜索医療団“”ARROWS” 令和6年能登半島地震 緊急支援 特設ページ
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