2023.07.18

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【登録隊員(ロスター)の皆様へ】空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”「第1回ARROWSセミナー」のご案内

学習会タイトル
「日本なら「治る」病気で失われる命を救いたい!アフリカで感染症(B型肝炎)とたたかう」
開催日
2023年7月21日(金)19:00開始予定
※開始時刻は調整中であり、前後する可能性があります
会場
オンライン(Zoom)
空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”事務局からお送りしたメールに書かれたリンクからお申し込み下さい。
お申込みの締め切りは開催前日7月20日12時とさせていただきます。
※Zoomリンクは開催前日までに、お申込みいただきました皆さまにお送りいたします。
講 師
島川 祐輔 医師(パスツール研究所ウイルス肝炎エリミネーショングループリーダー/ピースウインズ・ジャパン肝炎対策アドバイザー)
内容
世界での肝炎による犠牲者は、HIVと同規模(年間134万人)と言われます。B型肝炎患者が多いのはサハラ以南アフリカ、東南アジアです。今回、島川医師の協力を得てピースウィンズが肝炎対策事業をはじめるブルキナファソは、有病率が9−10%と非常に高い国です。先進国であればワクチン、PCR、抗ウイルス薬などたたかう武器がありますが、ブルキナファソでは医療へのアクセス自体にも課題が大きいのが現状です。WHOは2030年までにElimination(感染者90%削減、死者65%削減)を目標としていますが、現実的には課題が山積みの状態であり、今回、島川医師に世界の肝炎治療の実際とブルキナファソでの肝炎事情を講義いただき、私たちに何ができるのか、共に考えていきたいと思います。

■講師プロフィール

島川祐輔医師 

パスツール研究所(パリ、常任研究員)。熊本大学特任教授。内科医、医学博士(疫学)。東京慈恵会医科大学卒業後、手稲溪仁会病院、長崎大学、国境なき医師団(MSF)などを経て、西アフリカ・ガンビアに居住しながらロンドン大学大学院(LSHTM)で疫学修士号及び博士号を取得。ピースウィンズ・ジャパンの肝炎対策事業でもアドバイザーを務める。

■ブルキナファソの患者団体の方々

ドラマン・カニア 博士 Dr. Dramane KANIA  

ブルキナファソ国立研究機関センター・ムラズ研究員。生物学者(医療ウイルス学)、薬剤師。患者団体「アソウト・エパティット」の創立者。フランスのモンペリエ大学で博士号を取得。

クレール・オルタンス・サノン様 Mme Claire Hortense SANON 

患者団体「SOS肝炎ブルキナ」代表。高校の体育教師を経て、現在は幼稚園教諭。B型肝炎キャリア。昨年亡くなったヤラ前代表の友人で、長年にわたり団体の広報担当として活躍されてきた。

マダガスカルで、ワクチンを運ぶ大変さをまとめた写真(島川医師提供)
アフリカで肝炎の啓発に取り組む島川祐輔医師(島川医師提供)
アフリカで検査をしている島川医師(島川医師提供)

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