JOURNAL #1502022.04.04更新日:2022.04.06
ウクライナ緊急支援のため隣国モルドバに入ったピースウィンズ・ジャパンの医師・看護師の活動がメディアに掲載されました。
・3/30 ウクライナ避難民支援で日本のNGO医師などモルドバへ出発
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20220330/1080017647.html
・3/31 NHK「国際報道2022」ウクライナ隣国のモルドバ 日本のNGOも避難者を支援
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20220330/1080017647.html
・4/2 日本テレビ「newszero」
戦況が悪化すれば「到底対応できない」モルドバで医療支援する日本人医師の懸念
https://news.ntv.co.jp/category/international/286a25e361094613a1b5b610460db4a7
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空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”の稲葉医師と佐々木看護師は避難所にて聞き取りや調整業務を行なっています。
今回はキシナウ市外まで足を伸ばし、人里離れたオルゲイ市郊外の避難所を訪れました。
避難所を運営するスタッフからは特段医療ニーズはないとの報告を受けましたが、滞在している家族らに日本から来た医者と看護師だと伝えると少し相談させてもらえないだろうかと引き留める声がありました。
話を聞いていくと「息子がアレルギーなのか腕に発疹が出ているようなんだ」や「気候の変化のせいか手荒れがひどくて困っている」、「乳がんを患う母親が今も治療のために定期的にオデーサ(ウクライナ国内)まで戻っている。痛みのコントロールなどでアドバイスはないか」など、避難されている方からは相談したいことが沢山出てきました。
避難されている方は病院へ行けば無料で治療が受けられる一方で、病院へ行くほどではないけれど、自分だけでは不安になってしまう日常的な健康の相談や、問題もあることが見受けられました。
稲葉医師・佐々木看護師は各訪問先で彼らに寄り添いながら相談にのり、適切な薬や治療法に関してできる限りのアドバイスを行いました。
最後には相談にのった方々から「ありがとう」と声をかけてもらえました。
その後、モルドバ国内で医療活動のコーディネーション等を行うJICA職員とMTGを行い、国内での医療行為をするにあたっての注意点や各団体/現地政府との連携について詳細を詰めました。
今後も支援活動を行なっている団体と連携し、孤独や不安を抱える方々へ必要な支援を届けるために活動を継続してまいります。
ウクライナの人々が平和な日々を取り戻すまで。
皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。
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