2024.01.30

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【令和6年能登半島地震 】在日中国人チーム龍チャリティー協会が中華料理の炊き出しボランティアで出動

在日中国人の団体、龍在日華人援助協会(龍チャリティー協会)が、温かい食事を提供したいという空飛ぶ捜索医療団の呼びかけに応じ、炊き出し支援に緊急出動しました。

ピースウィンズと龍チャリティ

本格中華の味わいと、勇気とパワーを被災地に

龍チャリティー協会から珠洲市内に駆けつけてくれたボランティアメンバーは、龍チャリティー協会会長をはじめ、元ラーメン屋オーナー、中華料理店オーナーなど中華料理のプロから、普段は秘書や大型車運転手などに従事されている方など総勢12名が集結、力を合わせ4日間に渡って8箇所の避難所を周り、八宝粥や豚骨水餃子など総計約3000食の温かい中華料理の炊き出しに取り組みました。

能登地震炊き出し中華料理

スープは長時間じっくり煮込んだ本格スープを手づくり、栄養バランスも考慮して野菜類から魚介、大豆など豊富な食材を使用した中華料理を炊き出ししてくれました。

炊き出し支援

避難者の方は「60年ぶりくらいに辛いものを食べたけれど、なつかしくておいしくて。何より熱いのがうれしいね」

「水餃子なんて久しぶりに食べた。フーフーしながら食べる食事は、やっぱりおいしいね」と、嬉しそうに食事をされていました。

龍チャリティー会長の劉(リュウ)さんは「空飛ぶ捜索医療団と一緒に支援できて、珠洲市で色々な避難所、市役所、健康センターで炊き出しができた。とても効率よく炊き出し支援が行えて良かったです。これからも一緒に支援活動ができるように頑張りたいです。」と、コメントを寄せてくれました。

ピースウィンズと龍チャリティーボランティアの皆さん

龍チャリティー協会と私たち空飛ぶ捜索医療団は数年前から交流を始め、訓練などにも見学に参加してくれていていました。今回の呼びかけでも高い行動力と結束力でボランティアを集め、被災地のために温かい食事、そして、勇気とパワーを被災地に届けてくれました。
準備から炊き出しまで迅速に取り組んでくれた、龍チャリティー協会の皆さんに心から感謝します。ありがとうございました。

※龍チャリティー(龍在日華人援助協会)とは
在日中国人で結成されたボランティアチームで、2021年に設立。メンバーは643人おり、様々な職種のメンバーで構成されています。

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